県庁の非常勤職員

2013年1月24日 市谷 とも子

昨日は、鳥取県非常勤職員労働組合の方からお話を聞きました。

鳥取県庁には、約3000人の正規労働者がいますが、うち800人が非常勤職員。約1/3が非正規職員で県庁は成り立っています。

一般事務は、主事級と同じ「格付け」なのですが、17日間労働。

仕事は同じなのに、非正規で、労働時間も賃金も安く、基本的に残業も許されず、短時間で「成果」を出さなければ成りません。

同一労働、同一賃金ではない。

また、非常勤職員の「5年間ルール」というのがあって、5年間は雇用されるが、5年経ったら改めて試験を受けて、非常勤に合格すれば、1年目にリセットされていくというものです。

そして、その5年ルールが実施されて、今回がちょうど5年目とのこと。

しかし、その5年後の今年、あまり継続採用になった人がないとのこと。

私は、この話を聞いて、こんな使い捨てをしていいのか?と思いました。

採用は公平にといわれるのでしょうが、その人がいらないというなら、じゃあなぜ5年間も雇用し続けてきたのか?と逆に聞きたくなる。

そしてその仕事は必要だから、また誰かを採用するのです。それなら正規雇用にすべきではないかと思います。

非常勤職員が5年間やって来た仕事。他の人に変わることができなくなっている。つまり、5年働いてきた非常勤職員を失うことで、県民が不利益を被るということです。

「公平」を口実に、労働者を使い捨てしていると思う。

私は、20年ほどまえに、県庁で臨時職員をしたことがあります。この今でいう非常勤職員です。

また、臨時教員をしたこともあります。

当時は、その職場の皆さんに仲良くしていただいたので、本当によかったと思っています。

でも、「公的」な仕事での「臨時」というものは、何とも言えない気持ちになります。

臨時なんだけど、県民や子どもたち、保護者の前では、公務員なんですよね・・・。

「私は、臨時なんです」、ということばは通用しません。

本来的には、県民に責任をうべき公務は、正規職員にすべきだと私は思います。

せめて、同一労働、同一賃金の原則を貫くべきだと思います。

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