介護のこころ

2010年8月31日 市谷 とも子

最近、介護保険についての相談を受けたのですが、利用者と事業者が直接契約する介護保険制度の中で、利用者が「もっとこうしてほしい」と要望することが、ともすれば「わがまま」ととられ、事業所から利用を断られているという実態があると知りました。

利用している人は、体が思うように動かない。だから、もっとこうしてほしいと要求することは当然といえば、当然。しかし、貧しい介護報酬の中で、事業所の方がそれにこたえられる体制や人材育成ができづらくなっている。だから、利用者からの要求を「わがまま」と思ってしまうのだろう。

事業所は利用者から求められると、利用者から厳しくしかられたと思って緊張し、ぎこちない介護になる。そして、利用者はそのぎこちない介護に不安をもち、体が緊張する。その結果、転倒事故もおきている。

介護は、体をまるごと他人にゆだねることになるから、信頼関係がないとなりたたない。

ある介護職員の方が、一見わがままにみえる人について、「この人の介護をすることは、私のライフワーク。納得できるまで行政にも協力を求めるのよ!」とさらっと言われた。本当にすごいと思った。

こうした、人間というか、その人の人格をまるごとつつめるような介護が必要。そのためには、介護保険制度は、介護職員と利用者の信頼関係が築けるような、ゆったりとした制度であってほしいと思った。

「介護のこころ」が育つ、介護保険制度への転換を求めたい。

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コメント2通 “介護のこころ”

  1. 快互師

    話が中途半端です。
    まず、介護保険制度の中で、介護サービス事業者が行えることと行えないことがあることは理解していますか?

    >利用者が「もっとこうしてほしい」と要望することが、ともすれば「わがまま」ととられ、事業所から利用を断られているという実態があると知りました。

    具体的に何を要望していたのかは把握していますか?
    例えば、介護職には「家族には許されている“医療行為”」も必ずしも行うわけにはいきません。また、「散髪」なども、安易に連れて行けない事情もあります。そのような内容ではありませんか?

    この辺りについては、利用者(&家族)に対する啓蒙活動も必要だと思いますが、それをせずにいるのはなぜでしょう?

    もちろん、介護サービス事業所側に問題があるケースも少なくないことは承知しています。
    しかし、そうだとしたら、行政に対して、指導などを求めるべきではありませんか?
    それもせずに、一介護職の行動に感心するだけでは意味がないと思いますが・・・。

  2. 市谷 とも子

    ありがとうございます。あまり詳しくは書けないのですが、身体介護のことです。その人に合わせたやり方があるのですが、うまく伝わらない中でおきている事例です。また、ご意見・ご指摘いただけたらと思います。

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